実は新生FFXIVの直前にも,高井(高井 浩氏),皆川(皆川裕史氏),前廣(前廣和豊氏),あともう辞めちゃいましたけど吉田画伯(吉田明彦氏)と一緒に完全新作を作り始めていたんです。でも,みんなFFXIVへ駆り出されて幻に(笑)。
4Gamer:
 豪華スタッフじゃないですか……そのゲーム,遊んでみたかったですね。

吉田氏:
 かといって上手くいくかどうかは,別問題だと思います。人が揃えば良いものができる,というわけでもないのがゲームの難しいところですね。そのタイトルは社内の都合とはいえ途中で解散することになってしまったので,迷惑もかけてしまいました。それもあって,フロムソフトウェアさんの「Bloodborne」などダークファンタジーのような作品を見ると,悔しいなあと思ったりはします。

4Gamer:
 おお? Bloodborneに近い作品だったんですか。

吉田氏:
 ゲームシステムがとかではなくて,根底に流れている雰囲気とか,意気込みとか羨ましいです。僕はコアゲーマーなので。僕は松野さん(松野泰己氏)のゲームが大好きで,オウガシリーズもそうですが,とくに「ベイグラントストーリー」は素晴らしかったです。あれをもう少しダークな方向へと引っ張った,ハードな作品があってもいいかなといまでも思います。