辛口で知られる大手ゲームメディアEuroGamer、「FE万紫千紅」に満点を出してしまう
https://www.eurogamer.net/fire-emblem-fortunes-weave-review
ファイアーエムブレム 万紫千紅 レビュー

ストラテジーRPGの傑作

結局のところ、『ファイアーエムブレム 万紫千紅』はインテリジェントシステムズが成し遂げてきたものの頂点に位置する作品だ。

シリーズにおけるさまざまな絶頂をすべて織り上げ、見事なタペストリーへと仕立てている。
『風花雪月』の卓越したストーリーテリングと、『エンゲージ』の洗練された、気持ちよく手応えのある戦闘を、どうにか一つに融合させ、さらに3DS作品『Echoes』から、パーティ単位で戦うボーナスバトルシステムまで織り込みながら、これまでのシリーズで見たどの作品よりも広大で最高峰のワールドマップへと結びつけている。

そのドラマ性と、選択がもたらす結果を重んじる展開には、ときおり『蒼炎の軌跡』を思い起こさせられる。
ビジュアルも非常に美しく、中世スペインに着想を得た豊かな地中海世界という舞台が、作品全体に刺激的で新鮮な感覚を与えている。

難易度に対する不満でさえ、どこか遊び心のあるものとして昇華させることができる。
インテリジェントシステムズがいかにしてゲームを遊び心たっぷりに作り上げているか、パワーファンタジーへの誘惑、ひたすら作業を続けるような日々からの息抜きが、コントラストをテーマとするこのゲームの中に同居しているのだ。
『万紫千紅』はスケールの大きさに強いこだわりを持っている。
それでも、そのせいで細部を見失うことは決してない。
これは、心と知性の両方を備えたゲームだ。

ストラテジーRPGというジャンルに輝く宝石であり、Switch 2にとって必携の一本でもある。
あと80時間、もう一度このゲームを遊ぶのが待ちきれない。